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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

滝沢秀明「TOBE」は辞めジャニの“駆け込み寺”のような存在に…世界進出へ順調な滑り出し

公開日: 更新日:

 20日放送の大河「どうする家康」は徳川家康と対峙する豊臣秀吉の“小牧・長久手の戦い”が描かれた。共に織田信長の家臣だった両者の対決。藤島ジュリー景子氏と滝沢秀明の今の関係に似ているように見えてくる。

 ジャニー喜多川氏の死後、事務所を引き継いだ姪のジュリー氏と、元所属タレントでジャニー氏からアイドル育成法を継承する滝沢秀明で事務所を運営してきた。“両雄並び立たず”? 滝沢は昨年10月独立。今年3月に新事務所「TOBE」を立ち上げた。同じ退所組の三宅健平野紫耀らすでに10人を超えるタレントが所属。さらに退所者から新規参入者も見込まれている。

「退所者を引き抜き過ぎ」という声もあるが、他に移籍するにも引き受ける事務所がないという。

「アイドルをマネジメントするノウハウは特別なもの。特に退所者は今後、俳優かタレント転身するのか、手慣れていないだけに難しい。仮に所属させても、ジャニーズと軋轢が生まれる可能性もある。リスクを考えれば避ける」(芸能関係者)

 中居正広のように個人でもやっていけるタレント力がある退所者は稀。大半は個人活動するしかない。滝沢の事務所は“駆け込み寺”のような存在になった。所属タレントが増えるに従い事務所の動きも活発化。YouTubeチャンネルでライブ配信するなど、「世界進出」に向けて順調な滑り出しを見せている。

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