北公次による35年前の「性被害告発」の凄まじい“影響力” ジャニーズCD販売数が軒並み下落
その間も北公次の告発は続いていた。90年、光GENJIの売り上げはさらに落ち込み、「荒野のメガロポリス」は半減以下に。「Little Birthday」は最高位2位で、デビュー以来続けてきた連続オリコン1位記録が途切れた。
■少年隊、近藤真彦、田原俊彦、男闘呼組も軒並み数字を落とす
他のジャニーズ事務所のアイドルも同じように、北公次の「光GENJIへ」出版以降に売り上げが落ちたという。もちろん、曲の出来によって枚数は上下動するが、一様に下がっている点は見逃せない。
「少年隊は88年7月の『What’s your name?』が22.2万枚でした。しかし、告発本と同じ月に発売された『じれったいね』は18.4万枚に下がりました。近藤真彦は88年9月の『あぁ、グッと』が10.2万枚でしたが、翌年2月の『夕焼けの歌』は7.6万枚でした。男闘呼組は88年8月のデビューシングル『DAYBREAK』が69.3万枚でしたが、12月発売の『秋』は42.5万枚でした。2枚目は落ちやすいとはいえ、光GENJIは『STAR LIGHT』から『ガラスの十代』で約20万枚伸ばしていますから、北公次の告発本は破壊力があったのです」(前出の音楽関係者)