北公次による35年前の「性被害告発」の凄まじい“影響力” ジャニーズCD販売数が軒並み下落

北公次さん（提供写真）

　2002年、フォーリーブスが再結成。コンサート活動だけでなくテレビ出演も果たし、音楽番組でもヒット曲を披露した。

「独立した人間に冷たいジャニーズ事務所では異例のことです。稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人は退所後、SMAPという名前さえ口に出してはいけないような時期があった。光GENJIは再結成をしようとしても、なかなか実現しない。ジャニー氏やメリー氏は北公次に再び告発されると困るから、仕方なく“アメ”を与えたのでしょう。事務所のお墨付きだから、テレビ局もフォーリーブスを使った」（前出の週刊誌記者）

　11年前に亡くなる直前に北公次は手紙を残し、《そして最後にどうしても言わせていただけるなら　ジャニーさん　メリーさん　ありがとうございました　感謝しています。》と綴った。

「嫌な思いもしたが、スターになれて良い思いもできた。恨みを持ったまま死にたくないという考えもあったでしょう。しかし、手紙の一節だけを根拠に『光GENJIへ』での告発を決して否定してはならない。実際、ジャニー氏の性加害は認定されました。中には、いまだに認めようとしないジャニーズファンもいます。でも、人間の気持ちは複雑であると知ってほしい」（前出の週刊誌記者）