ジャニーズ10.2会見に透けた巧妙メディア操作…看板のすげ替えだけで幕引き画策なのか
2日行われたジャニーズ事務所による2回目の記者会見は、ジャニーズ流のメディア操作が見え隠れしていたという。
「今回は日経新聞が抜く形になりましたが、スポーツ新聞などの通称“ジャニ担”には内々に新会社の設立や社名変更の旨が伝わっていたようです。広報担当の白波瀬傑元副社長時代からずっとやっていたアメとムチによるメディアの飼いならしが続いている証左です。この期に及んで同じやり方を踏襲して前打ちに協力するジャニ担には呆れて言葉もない。そもそも、ワイドショーやスポーツ紙などの歴代担当は人気グループのチケットの融通などでお世話になりっぱなしでしたから何も言えるわけがない」(芸能マスコミ関係者)
情報操作はお手の物というわけだ。会見を欠席し、書面を井ノ原に代読させた前社長、藤島ジュリー景子氏への追及も甘く、「そんなフザけた話があるものか」との批判が被害者でつくる「当事者の会」から出ているのも当然だろう。
東山紀之社長は会見で新エージェント会社を約1カ月以内に設立、「ファンの方々と一緒に新しい未来を切り開いていきたい」とした。「被害者救済委員会」のもとには設置から半月ちょっとで、478人もの申し出があり、325人が補償を求めているらしい。東山社長は「寄り添う形」で対応していくそうだが、創業者ジャニー喜多川氏による世界最悪級の連続児童性加害の全容解明もせず、このまま幕引きとする腹積もりなのだろうか。