著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

初めて見た時から気になる存在だった「ニッポンの社長」 独特なネタ作りと肩の力が抜けた魅力

公開日: 更新日:

 4年連続で「キングオブコント」のファイナルに進んでいる、ニッポンの社長。毎年、予選に数千組が参加する中、4年連続は素直に快挙だと思います。

 今回、コラムで書くにあたり、本人たちは知っているけれど、NSCの養成所時代にニッポンの社長のコントを見た記憶がないので、私が忘れてしまっているのか? と不安になり、背の高い方の辻くんに連絡しました。

 すると「僕が1年先輩(NSC大阪32期生)で何人かとコンビを組んで解散をして、3年ほどピンで活動しているときに、前のコンビと解散したばかりのケツくん(背の低い方・NSC大阪33期生)から誘われてコンビを組んだので、先生には“ニッポンの社長”としてNSCでは見てもらっていません」ということで納得。

 それでも2人の姿はしっかり印象に残っているので、やはり光るものがあったことは間違いありません。NSCにコンビで入学してきても解散して他の相方と組んだり、ピンでやるつもりでいた子がコンビを組んだり。ウーマンラッシュアワーの村本くんのように10人目の相方で花が開いたりと、本当に“コンビの縁”は不思議なものです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」