高橋文哉&志尊淳「フェルマーの料理」“非ジャニ”ドラマが盛り上がりに欠ける致命的ミス
■出てくる料理が…
「ヒロイン役の白石聖さんもこれまた人気の若手女優と、配役とか演技とか脚本に問題があるとは思いませんが、ひとつだけミスがあるとすれば、出てくる料理があまりおいしそうに見えないという点でしょう。初回で高橋さん演じる北田が作ったナポリタンも、お世辞にも《これは食べてみたい》と思えなかった。何かが違うと思わせる“演出”に欠けていた。2回目の“肉じゃが”もしかり……セリフで説明されても伝わりにくいし、映えるかどうかで評価が分かれる時代に映えない料理を見せるなんて、それも料理人のドラマでは致命的でしょう。グルメ雑誌なんかを参考に、もう少し料理の見せ方を工夫すれば、もっともっと天才料理人感が出ると思うんですけどね」(テレビ誌ライター)
そこがコミックと実写ドラマの“壁”か。今後に期待したい。