吉木りさ、壇蜜らの事務所破産も時代の流れ… 芸能プロ&マネジャー「不要論」が止まらない

公開日: 更新日:

 タレントの壇蜜などが所属する芸能プロダクション「フィット」の破産がこのほど伝えられた。帝国データバンクによると、今月22日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債は調査中という。

「かつては大原かおり、乙葉、吉木りさと、売れっ子タレントたちの所属で有名な事務所です」とは芸能関係者。同社破産の理由は明らかになっていないが、水物といわれる芸能界において、芸能プロがその存在意義を失いつつあるという流れはあるらしい。

「インターネットの普及によって、ある程度の知名度のタレントならば、所属事務所がなくても活動できてしまいますからね。最近はホームページを作成するのも経費がかかるからと、XなどSNSのプロフィル欄にメアドをつけ、『お仕事のご依頼はこちらへ』とやるだけで済んでしまう。そういうタレントが若手を中心に主流になりつつありますから」(前出の芸能関係者)という。

■タレントの独立も相次いで…

 最近の芸能界はタレントの独立が相次ぎ、このほどお笑いタレントのキンタロー。が今月末で松竹芸能を退社することを発表した。本人は「円満」とし、感謝の言葉を書き連ねたが、その本音は有名芸能プロの看板がなくても仕事には全く差し支えないとの判断があったのか。ひょっとすると、差し支えないどころか、邪魔に感じていたのかも知れない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  3. 3

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  4. 4

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  5. 5

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  1. 6

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  2. 7

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  3. 8

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  4. 9

    NHKは「同様の事案はない」と断言するが…フジテレビ問題で再燃した山口達也氏の“EテレJK献上疑惑”

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係