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井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

徳光和夫が騎手引退の藤田菜七子を擁護するも、世間の賛同は得られず“老害”扱い

公開日: 更新日:

 今年10月、騎手の藤田菜七子がJRAからの処分を受けて引退を表明したことに対し、擁護する発言が炎上したのが徳光和夫(83)。

 競馬通として知られる徳光だけに、一言物申したかったのだろう。担当するラジオ番組で、「競馬をよりクリーンなイメージにした」と藤田の功績を挙げ、「競馬界のイメージが逆に悪くなる」とJRAの対応を批判。引退撤回を呼びかけたのだが、世間の賛同は得られずに叩かれてしまった。

 2023年春、若手騎手複数人が競馬開催期間において禁止されているスマートフォンを使用していたことが発覚、そのなかに藤田も含まれていたのだが、非公開での厳重注意という処分でいったんは終結していた。当時、藤田は「ネットの閲覧だけで外部との通信はしていない」と弁明していたとされるが、24年10月に文春オンラインが当時のLINE履歴を入手して公開。外部の関係者との連絡を何度も行っていたことがバレてしまった。

 八百長につながりかねない「重大な非行」であるとJRAが厳罰に処したことで、競馬ファンのみならずネットも即座に反応。

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