芸歴53年「ザ・ぼんち」が「THE SECOND」ベスト32に残り奮闘中…もう一度見たい「昭和芸人」は?
ランキングの結果は…
結果は、1位=ザ・ドリフターズ(229票)、2位=横山やすし・西川きよし(117票)、3位=コント55号(73票)、4位=ツービート(52票)、5位=クレージーキャッツ(51票)……と続く。
確かに2月24日に放送された「国民が選ぶ! 志村けんの爆笑ベストコント30」(フジテレビ系)は、志村けんさんが2020年3月に新型コロナによる肺炎で他界してから5年経つにもかかわらず、話題となった。
2005年よりお笑いライブ「ちょっと昭和なヤングたち」を主宰し、“レジェンド芸人”との親交も深い、作家の山中伊知郎氏はこう話す。
「個人的に一番見たいのは、やっぱりコント55号ですね。全盛期の萩本さんと二郎さんの掛け合いは驚異的でしたから」
しかし「コント55号」をはじめ、悲しいかな前出のランキングでランクインしているのは、鬼籍に入っている人も多く、アーカイブは見られても“今のネタ”を見られる芸人は限られている。
山中氏のライブでは、最近も“ゴムパッチン”のゆーとぴあなど、往年の“昭和芸人”が出演し好評だったようだ。山中氏は続ける。
「年齢を重ねると、絶頂期のキレやスピード感は失われますが、ゆったりしたテンポになって、老獪さで笑わせたり、若い頃とまた違った味わいが出てくるものです。若い人たちと同じ舞台に立ってやっている『ザ・ぼんち』さんは確かにすごいと思いますよ」
今年は昭和100年。新たな“昭和芸人”の復活に期待したいところだ。
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芸人である以上、不祥事の時こそ「言葉」で世間を納得させてほしいものだ。関連記事【もっと読む】松本人志に「記者会見を」と進言 語り継がれるビートたけしFRIDAY事件“伝説の会見”…では、天才たけしによる松本人志への金言について伝えている。