芸歴53年「ザ・ぼんち」が「THE SECOND」ベスト32に残り奮闘中…もう一度見たい「昭和芸人」は?
芸歴16年以上の芸人による漫才賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」(フジテレビ系)の「開幕戦ノックアウトステージ32→16」で、芸歴53年の「ザ・ぼんち」が、昨年まで「M-1」に出場していたモグライダーと対決することになり、話題となっている。
「THE SECOND」は「コンビ結成15年以内」が出場資格の「M-1グランプリ」に出場できなくなったベテラン芸人が、もう一度栄冠を目指す大会。2023年からスタートしているが、芸歴20〜30年のベテランは多数エントリーしているものの、80年代の漫才ブームの立役者であるレジェンドが挑戦しているのは異例のことだ。
「『ザ・ぼんち』は、漫才ブーム終了後、活動を休止していましたが、2002年より活動を再開させ、昨年も『THE SECOND』に参戦し、ベスト32にまで勝ち上がりました。しかし、ノックアウトステージでハシジロウに敗れ、ベスト16には残れませんでした。『師匠』と呼ばれる年齢で、若手に混ざって、往年のネタとはまた違った今っぽい漫才をやっていて、大会の台風の目となっています』(お笑い関係者)
ダウンタウンの松本人志が“失脚”し、吉本の多くの次世代芸人がオンラインカジノ問題で活動休止となる中、一周回って、コンプラゆるゆる、かつハラスメントありののどかな時代に活躍した「昭和芸人」にスポットがあたっているのか。
そんな世相を反映してか、発売中の「週刊女性」では、50歳以上の男女500人に聞いた「もう一度見たい 昭和のお笑い芸人ランキング」を掲載している。