フジテレビ「無間地獄」見えない出口…“中居炎上”は制御不能、CM再開示唆した企業はバッシングの餌食
■“フジ韓流偏向騒動”と似た勢い
仮にそうでも、そんな助け舟は逆効果、今は反感を買うだけで、フジ再生のロードマップに狂いが生じ始めている。
「ネット民にとって今回の問題は、もはや中居氏とフジだけの問題じゃなくなりつつある。サントリーHDの新浪剛史会長が2日にCM再開を示唆する発言をしただけで、SNSには“不買運動”を呼びかける書き込みが出たり……中居氏やフジを少しでもかばっているとみなされたら、“お仲間”認定されてバッシングの対象に。上級国民全体に対する憎悪に変わりつつあります」(ニュースサイト編集者)
その勢いは2011年に起きた“フジテレビ韓流偏向騒動”と似ていると、前出のフジ関係者がこう漏らす。
「俳優の高岡蒼佑さんが《韓国のTV局かと思う事もしばしば》などとSNSに投稿し、フジの“韓流推し”を批判。瞬く間に抗議運動に発展し、当時もスポンサー企業に対する不買運動が起きた。その“残党”も再び暗躍しているようです。自らも業火に巻き込まれかねない状況では、CM再開も尻込みせざるを得ないでしょう。実際、再開に前向きだったスポンサーまで、逆風が強まりすぎて難色を示し始めている。この地獄、いつまで続くんでしょうかね」
自業自得といえばそれまでだが、絶えることのない苦しみを受ける「無間地獄」の出口は、今のところ見当たらない。