「独身の星」有働由美子アナ NHKに捧げた“女の幸せ”
満面の笑みを振りまいた昨年とは打って変わって、余裕と貫禄に満ち満ちたガッツポーズ――。2年連続でNHK紅白歌合戦の総合司会を務める有働由美子アナ(44)である。
先週行われた発表記者会見では、緊張した面持ちでタジタジする紅組司会・綾瀬はるかを、さりげなくフォローし、白組司会の「嵐」が昨年見せた冷静な進行ぶりを評価するなど、変にでしゃばらず、両者を立てる“名脇役”に徹していた。
朝の情報番組「あさイチ」のMCを担当して3年。脇の“汗ジミ”騒動やセックスレス論争などもあったが、その後も温泉特集で撮影したヌード写真の公表もいとわないといった、公式ブログでの下ネタ発言も話題に。今年前半は番組直前に放送する「あまちゃん」から視聴者が流れた好材料も重なり、常に視聴率は10%台をキープ。民放を寄せ付けなかった。
「アンチの声が上がるのは知名度の高さゆえ。2年連続での紅白総合司会者に起用され、NHKの看板アナとして揺るぎない地位を確立した」とは、芸能評論家の金沢誠氏。有働アナの強みをこう分析する。