バブル崩壊で不動産会社社長と離婚した坂口良子

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 だが、バブル経済が結婚生活に影を落とす。男性の勤める会社は新宿ゴールデン街の地上げで知られていたが、結婚翌年に税務調査で9億円の申告漏れが指摘される。事情聴取を受けた男性は退職。独立して不動産会社を始めたが、坂口自身も「地上げ屋の女房」と書き立てられた。

 91年3月には娘が生まれたが、同時期にバブル崩壊。92年には男性が建てたばかりのビルが仮差し押さえされ、坂口自身も3億円の借金を負ったという報道が流れた。その後も男性の会社は経営が好転せず、94年4月には「倒産状態」に。

「こういう状態になっていることは主人から聞くまでは知りませんでした」と語った坂口。当初「私個人の借金はありません」「厳しい状態ですが夫婦が仲良くやっていこうと思います」とコメントしていたが、次々と驚愕の事実が明るみに出る。男性は坂口のマンションを担保に借金して転売し、実印を勝手に持ち出した。坂口名義の一戸建て住宅は担保に入れて差し押さえられていた。

 男性は週刊誌のインタビューで「今の相場で25億円くらいの土地を持っていて、これを売却すれば借財の85%は返せる」「離婚は絶対ない」と語っていたが、坂口は不信感を募らせ、気持ちは離れてしまった。4月28日には離婚会見を開き、「慰謝料は請求しようとは思いません」と語った。

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