バブル崩壊で不動産会社社長と離婚した坂口良子
<1994年4月>
71年のミス・セブンティーンコンテストで優勝して15歳で芸能界入り。フジテレビのドラマ「アイちゃんが行く!」でブレークし、引っ張りだこだった坂口良子。水谷豊や石立鉄男、沖雅也らとの交際も報道されたが、結婚相手に選んだのは18歳年上の不動産会社役員だった。
出会いは84年12月。熱海温泉に出かけた坂口は知り合いの不動産会社社長と会い、近くのカラオケスナックに入った。そこで紹介されたのが同社役員の男性。年齢差も大きかったため、坂口は奥さんがいると思い込んだが、死別と離婚を経て当時は独身。1年後のクリスマスに金子由香利ディナーショーに誘われてそのことを知らされた。以後は結婚を意識するようになり、トントン拍子で交際が進んだ。
86年5月24日には婚約会見し、男性が50歳になる直前の11月7日にシンガポールでツアーを組んで式を挙げた。そんな坂口(当時31)の新婚生活は19歳の義理の娘と84歳の義父、さらに坂口の母親も同居する大所帯で始まり、間もなく息子も生まれ、円満な家庭を築いていた。