不倫工作に風俗斡旋も暴露 出口が見えないASKA裁判の闇

公開日: 更新日:

 ダークな一面がまた発覚してしまった。ASKA(57)に覚醒剤などを譲り渡したとして、麻薬取締法違反などの罪に問われた指定暴力団住吉会系幹部・安成貴彦被告の第4回公判が6日、東京地裁で開かれ、検察側の証人として安成被告と共謀したとされる無職の柳生雅由被告が出廷。証人尋問で柳生被告は約18年間にわたるASKAとの付き合いの中で「裏のマネジャーのようなことをやってました」と暴露した。

「具体的には、ASKAが女性不倫する際、ダミーとしてホテルのチェックイン・アウトなどを行っていたそうです。それ以外にも、以前は風俗店を経営していたので女性をあっせんしたり、ASKAに頼まれて外国人の売人にクスリを買いに行ったり。その代償としてASKAからは30万円、50万円などのまとまった金が何回も振り込まれていたそうです」(傍聴した記者)

 次回3月19日の安成被告の公判にはASKA本人が証人として出廷する可能性が高いという。

「安成被告は容疑を否認し続けているだけに、ASKAも下手なことはしゃべれないはず。とはいえ、柳生被告がすでに安成被告から仕入れてASKAに売ったことも証言しているだけに、言い逃れはできない。いずれにしても苦しい立場です」(前出の記者)

 ASKAへの薬物譲渡では他の暴力団員も逮捕されているだけに、そちらでもASKAに証人としての出廷要請がかかりそうだという。出口の見えない薬物裁判。事件のことをきっぱり忘れて更生に専念するのには、まだまだ時間を要しそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  4. 4

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 5

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  1. 6

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 7

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ