人気ドクターが指摘 「目」の問題解消がボケ対策に役立つ
高齢者の目の3大病気が、白内障、緑内障、加齢黄斑変性だ。いずれも治療法があるので、冒頭のサバ缶、イワシ缶より、ある意味、確実な認知症予防といえるだろう。
「80歳以上では99%が白内障ですが、白内障の人が手術でよく見えるようになると、60%の人で認知機能の改善があったことが分かっています」
白内障は「ものがかすんで見える」「明るいところがまぶしい」、緑内障は「視野が欠ける」、加齢黄斑変性は「見たいところが見えない」が典型的な症状。
緑内障と加齢黄斑変性は、治療が遅れれば失明する可能性がある。速やかな対応が必要だ。
片方の目に発症している場合、もう片方の目で視力を補っていることもあるので、時々片方ずつ、見え方のチェックを。