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坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

運動嫌いが運動せずに活動量を増やす…グッズを使ってみる

公開日: 更新日:

■一番いいのは「楽しくなって続けている」パターン

運動」という言葉にとらわれすぎると、運動嫌いな人にはハードルが高くなるように常々感じています。だから私も「運動してください」と言うより、「体を動かす時間を増やしてください」「活動量を増やしてください」「5分でも10分でも無理なく、できる時でいいですよ」などと話すようにしています。

 ただ、それでも医者の私が言うと、患者さんも身構えてしまうのかもしれません。一番いいのは、スクワットの男性のように、「やってみたらできた。楽しくなって続けている」というパターン。「運動グッズを試してみたら、自分に合っていたので、続けている」というのもいいですね。しかし、そうなるためには、なんでもやってみないと始まらないんです。

「食わず嫌い」にならず、まずは東急ハンズやロフトなどのサイトで運動グッズ(健康グッズ、フィットネスツールなど)をチェックして、ちょっとでも興味を持ったものは、購入して使ってみる。値段もそう高くないものがたくさんあります。

 または、ユーチューブでいろいろなストレッチや体を動かす方法を紹介していますから、それらを見て試してみるのもいいかもしれません。

 体を動かすきっかけがどこにあるかは、誰にも分かりませんよ。

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