その結果、昼食のナトリウム/カリウム比が高い(野菜・果物の摂取が少なく、塩分の摂取が多い)こと、夕食のカロリー量、脂肪分やコレステロールの摂取量、飲酒量が多いことは血圧の上昇と関連していました。一方で、朝食にタンパク質の摂取量が多いこと、昼食に食物繊維の摂取量が多いことは血圧の低下と関連していました。
論文著者らは「この研究結果は、栄養摂取のタイミングが高血圧の予防に重要な要素であることを示唆している」とし、「栄養素の摂取タイミングを変えることで、高血圧を予防できるかもしれない」と結論付けています。