上田勝彦さん<2> 瀬戸内海の漁業調整は"100年戦争"状態

水産庁に入庁すると、半年間は試用期間。通称「お試し期間」といわれていて、素行や言動、適応力などがチェックされる。そのころ担当した仕事のひとつが、魚礁の仕事だった。
「魚礁は、海の中にある“魚のアパート”さ。魚礁の入れ方をめぐって、課長補佐とぶつかってな……」
その…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,062文字/全文1,203文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】