五木寛之氏【年頭特別寄稿】 予測不能の時代に
平成がまもなく終ろうとしている。それは同時に、昭和がはるか遠くへかすんでしまうということだ。明治は遠くなりにけり、と嘆いた時代と同じように、やがて昭和は過去の風景となるだろう。
新しい年が、未来への期待にみちた年になるのではない。平成というとらえどころのない時代の幕引き…
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