無冠のどん底からカムバックを果たした昭和・平成の名棋士
大山康晴(十五世名人)は、実力制初代名人の木村義雄(十四世名人)を1952(昭和27)年に破って名人を獲得した。
しかし、宿命のライバルといわれた升田幸三(実力制第四代名人)にタイトル(当時は三冠)を奪われ、57年に「無冠」になった。
大山は収入が3分の1に減っ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,056文字/全文1,196文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】