大山康晴名人超え歴代最多1434勝の羽生善治九段に漂う凄み
1986(昭和61)年1月31日。羽生善治四段(当時15)は王将戦で宮田利男六段(同33)と対戦した。メディアは天才の誉れが高い羽生のデビュー戦に注目し、多くの報道陣が集まった。他の対局者も羽生の戦いぶりをたまに見にきた。
羽生は周囲の視線を気にする様子はなく、乱れがち…
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