家族写真炎上 福原愛がやってしまった“タブー中のタブー”
国際結婚で立ちはだかる文化の壁は厚い。日本人の間ではまったく問題にならない行為が、ひとたび国境をまたげば「バカにしているのか!」と大ヒンシュクを買うこともある。
そんな大失敗が元卓球日本代表の福原愛さんにもあった。2019年に撮影された長女の2歳の誕生日の記念写真がそれで、当時、台湾で物議を醸した。
画像に写っていたのは、ソファに長女を抱いて座る愛ちゃん夫婦とその左隣に次女を抱く夫・江宏傑氏の母親。そして、ソファの右脇には地べたにひざまずくようにして座る愛ちゃんの母親、左脇には同じくソファからはみ出してしまった江宏傑氏の父親がいる。
この画像が公開されると、「なぜ、愛ちゃんは自分の母親をひざまずかせるのか」「お義父さんも地べたにしゃがんでいる」「年長者をソファに座らせないのはおかしい」――など、多くの台湾市民が一斉に批判した。地べたにひざまずかせるのは、中華圏において“タブー中のタブー”といわれる行為だ。
■「長幼の序」を尊重する社会