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上昌広医療ガバナンス研究所 理事長

1968年兵庫県生まれ。内科医。東京大学医学部卒。虎の門病院や国立がん研究センター中央病院で臨床研究に従事。2005年から16年まで東京大学医科学研究所で、先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究。16年から現職。

「塩野義」と「ファイザー」…医師はどちらの「コロナ経口薬」を使うか

公開日: 更新日:
上から、塩野義製薬が開発中の新型コロナウイルスの飲み薬(同社提供)、米ファイザー製の新型コロナウイルス治療薬飲み薬「パクスロビド」(同社提供)

 2月25日、塩野義製薬は、コロナ治療薬(S-217622)の承認を厚労省に申請した。同社は、軽症、中等症の感染者69人を対象とした臨床試験で、「速やかにウイルス力価およびウイルスRNA量を減少」させ、「ウイルス力価の陽性患者割合をプラセボ群と比較して約60~80%減少」させたと…

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