河野太郎「マイナ活用で確定申告」総裁選公約ブチ上げで大炎上…識者「新たな強制策」とバッサリ

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「日本は給与所得者の申告権が確立されておらず、それはそれで問題です。しかし、河野大臣の場合、動機が不純に思えてなりません。要するに、個人情報を一元的に管理する国家が理想なのでしょう。全国民にマイナカードを取得させるため、新たな強制策を出してきたように見えます」(立正大法制研究所特別研究員の浦野広明氏=税法)

 当然「ボタンポチッと確定申告」には、システム改修が必須。そう簡単ではなさそうだが、不安に拍車をかけるのがマイナ保険証の惨状である。現行の保険証の廃止が12月に迫っているのに、いまだにトラブルは絶えない。

 千葉県保険医協会が会員の県内4243医療機関を対象に「5月以降のマイナトラブル」について調査すると、回答した646医療機関のうち68%でトラブルを確認。55%が「その日に持ち合わせていた健康保険証でトラブルを回避した」という。

 トラブルの中身は「●が出てくる」(45.8%)、「カードリーダーの接続不良・認証エラー」(34.8%)、「資格情報が無効」(31.3%)など、相変わらずだ。

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