30代半ばの店長が面接官…ネットカフェの深夜勤務に絡んでくる酔っ払いもいると教えられ

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 夜10時から翌朝6時までの深夜勤務。昼間の時給は1150円だが、深夜は25%増しの1440円。悪くない金額だが「深夜に働くと生活のサイクルが乱れる」と敬遠する人が多いそうで、「いまはどこの飲食店も人手不足。深夜と早朝は特に働き手がいません」。

 パソコンを設置した個室は90室あり、昼間、深夜ともに稼働率は60~70%。周辺のイベント会場で音楽フェスなどがあると深夜の数字が100%に跳ね上がる。「今もネットカフェ難民がいるんですか?」と聞くと「いると思います」と曖昧な答え。その表情から、ネットカフェ難民が少なくないことが分かる。

 深夜は終電を逃した酔客が多く、個室で嘔吐されることもしばしば。通常は1分前後で掃除が終わるが、床にゲロがこぼれているとモップで拭き掃除をするため3~4分かかる。酔った勢いで「満室だとぉ? 何とかしろよ」と絡んでくる客もいるそうだ。

 ちなみに客が払う料金は1時間600円だが、6時間コースだと2000~2500円と割安になる。防音装備を施した部屋もあり、仕事に没頭したい客が利用する。

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