著者のコラム一覧
多賀一晃生活家電.com主宰

大手メーカーで商品開発、企画を担当後に独立。「生活家電.com」主宰。

(72)プリンターでの写真印刷は、絵はがきサイズへの統一でムダを省く

公開日: 更新日:

 では、家のプリンターで、写真印刷をした場合、どのくらいお金がかかるのでしょうか?

 最近テストしたキヤノンのPIXUS XK500だと、L判で光沢紙を使用して約11.1円。なんとコンビニの約4分の1。A4でも61.3円(面積比算出)です。写真印刷にこだわりながらも、ランニングコストを抑えています。

 プリンターは、交換するインク代の高さがずっと揶揄されてきた中のメーカーの努力の結晶です。加えて私は、写真印刷を、絵はがきサイズ(100×148ミリ)に統一しています。概算で、1枚14.5円。コンビニのLプリントの36.3%の金額で刷れます。

 絵はがきサイズにしたのは、迫力が増す上、整理が簡単になるから。観光地、美術館で売られる絵はがきは、写真アルバムには入らず、別に整理が必要です。が、一元化できると、とてもすっきり整理できます。

 また年賀状にも対応できます。今年は22円も値上がり、はがきは一枚85円。書き損じはダメですし、予備も買いたくありません。インクジェット用のはがき用紙があれば、印刷して年賀切手を貼って出せばいい。お年玉付き年賀はがきは、時期を逸すると懸賞応募用などでしか使えませんが、年賀切手は他の切手と混ぜて使えば、夏に使っても悪目立ちはしません。加えてはがきサイズは、ファイルもありますし、写真立てにも困らない。

 このように、サイズを統一すると、余分な整理グッズを買わなくて済み、出費も抑えられます。インク以外にもランニングコストを抑える工夫はできるのです。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    兵庫県知事選「頑張れ、斎藤元彦!」続出の異常事態…まさかの再選なら県政はカオス確実

  2. 2

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  3. 3

    斎藤元彦氏猛追の兵庫県知事選はデマと憶測が飛び交う異常な選挙戦…「パワハラは捏造」の陰謀論が急拡散

  4. 4

    シニア初心者向け「日帰り登山&温泉」コース5選 「温泉百名山」の著者が楽しみ方を伝授

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか

  3. 8

    異様な兵庫県知事選の実態…斎藤元彦氏の疑惑「パワハラは捏造」の臆測が急拡散

  4. 9

    誰かがタレ込んだ? 国民民主党・玉木代表と元グラドルの密会不倫報道を巡る「新たな陰謀説」浮上

  5. 10

    「資格確認書」利用で窓口負担増の“ペナルティー”を政府検討 露骨な格差に識者も怒り露わに会員限定記事

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇