日本で犬肉食の実態は本当にあるのか調査 デヴィ夫人新党が「犬猫食禁止法」成立を看板政策にブチ上げ物議
タレントのデヴィ夫人が12日に結党を発表した「12(ワンニャン)平和党」。「犬猫と人類の共生」を理念に掲げており、その目玉政策としているのが「犬猫食禁止法」の成立だ。会見でデヴィ夫人は、東京や大阪など日本国内でも犬肉を提供するレストランが約50軒あると指摘した。
確かに、ネットを検索すると、メニューに犬肉料理を載せている中華料理店が、都内を中心に数軒ある。こうした店は、本当に犬肉の提供をしているのだろうか。
横浜市にある中華料理店に取材すると「数年前から仕入れがないため、今はやっていない」という。
他の店でも「犬肉がなくなりずっと売り切れ」(池袋)、「輸入されなくなったようで今はやっていない」(池袋)、「肉の在庫がない」(新宿)と話した。
また、関西でも「十数年前にやめた」(大阪市)、「入荷しなくなりもうやめた」(神戸市)といった回答だった。
結局、関東で4店、関西で2店聞いてみたが、いずれも現在は犬肉料理を提供していなかった。