太ももの太さ×股関節の柔らかさ=夜の営みの充実感…「サイギャップ」に魅力を感じない理由
科学的にも証明されていて、人間の性欲の源でもある男性ホルモンの受容体が最も多い部位こそ、大腿四頭筋(太もも)です。つまり、太ももの筋肉量が少なければ性欲も湧きにくい。「大腿四頭筋の太さ×股関節の柔らかさ=夜の営みの充実度」。僕が導き出した方程式です。
これは男性にも言えます。脚の細い人は性欲と勃起力が弱い傾向にあり、サイギャップ気味の男性(特に加齢による筋肉の衰退が顕著な人)は勃起時に硬度を維持する骨盤底筋群が弱いので、勃起力も低い傾向にあります。
僕は週2、3回ほどサウナに行きます。皆、股間はタオルで隠すのに、太ももの細さは気にしていません。けれども、「3本の脚の強さは比例する」ので、その人の脚(大腿四頭筋)を見れば、夜の営みを見通せます。
この連載コラムで何度もお伝えしていることですが、太ももを鍛えるにはスクワットが効果的。フルスクワットと言い、立ったまま深く腰を落とす動作を1日1回はやってみましょう。これなら時間がないという言い訳はできませんよね。
サイギャップを反面教師に、ゲンダイ読者の皆さまは健康的でたくましい太ももを目指しましょう!