下げ相場こそチャンス! 新NISAで稼ぐ銘柄選びは「3兆円クラブ」がカギ握る【一覧表付き】

公開日: 更新日:

 新年相場は出足からつまずいた。大発会(4日)の日経平均は一時700円を超す下落。市場は嫌なムードに包まれた。相場格言は「辰巳天井」。一言でいえば「辰年は株高」の意味合いなのに、真逆の動きだった。週明け9日は何とか巻き返したが、新NISA(少額投資非課税制度)スタートに水を差したとの見方も……。

 ◇  ◇  ◇

 4日の暴落を見て、株式投資をためらったという50代サラリーマンは言う。

「能登半島地震や羽田空港での事故などが相場に与えた影響は大きかったと思います。でも、予想以上に株価が下落したので先行きに不安を感じてしまった。新NISAで自動車株を購入しようと思っていたのですが、しばらくは様子見です」

 この判断は正しかったのか、それとも“買いのチャンス”を逃したのか……。何とも言い難いが、市場関係者は強気だ。

「NISAは5年、10年単位の中長期投資が前提です。この先、株式市場がどう動くかは誰にも分かりませんが、日本経済は失われた20年、30年から脱出し、成長軌道に戻るとの見方が有力です。株式市場は上げ下げを繰り返しながら上昇傾向を見せていくでしょう。株価が安いうちに投資するのが正解です」(証券アナリスト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース