「政策集団」容認に《お手盛り》と総ツッコミ…自民・政治刷新本部の改革案が“火に油”
無理もないだろう。岸田首相に次ぐ刷新本部ナンバー2の本部長代行である茂木敏充幹事長(68)は、自身が率いる「茂木派」(平成研究会)を存続させたまま。そして茂木氏自身もまた、収支報告の記載が厳格な資金管理団体「茂木敏充政策研究会」から、公開基準の緩い別団体「茂木敏充後援会総連合会」にカネを寄付し、使途を分かりにくくさせる“マネーロンダンリング”の手法で裏金を作っていたのではないかと指摘されているのだ。
この状況で「政策集団です」と言われて「なるほど」と信用する市民、国民は果たしているのだろうか。
岸田首相が刷新本部で強調した「特権意識を是正し政治家も責任を取る。こうした改革を進めていかなければならない」との挨拶に対する反応にも辛辣な意見が目立つようだ。
《特権意識を持っていたわけね。そして問題が発覚しても責任を取らないことも自覚している。最悪じゃん》
《子供でも分かる「当たり前のこと」を今さら強調されてもな。この人たちが日本を動かしていると思うと最悪な気分になる》
どうやら改革案は世論の怒りの火に油を注ぐ結果となっているようだ。