「政策集団」容認に《お手盛り》と総ツッコミ…自民・政治刷新本部の改革案が“火に油”
《まったく反省していないな》《言っていることが支離滅裂すぎるだろう》
自民党の政治刷新本部(本部長・岸田文雄首相)が7日に党本部で示した改革案に対し、ネット上で批判の声が拡散されている。
派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受けて発足した同本部。改革案では、会計責任者の逮捕・起訴時や有罪判決が確定した場合、議員に重い処分を科す党内ルールを新設することや、議員本人が逮捕・起訴された場合の処分も厳格化したのだが、《所詮はお手盛りの党内ルール》《時間稼ぎは自民党のお家芸》といった冷ややかな見方が少なくない。
「旧来の派閥」の存続・新設を禁止する一方、「政策集団」の存在が容認されたことについても、SNS上では《今までは政策集団じゃなかったってことを認めたわけ?》《つまり、これまでの派閥はカネ集めの集団で、さらにそのカネを隠すよう指示していた。こういう集団を世の中では反社会的組織というのだ》などとツッコミのオンパレードなのだ。
■子供でも分かる「当たり前のこと」を今さら強調されても…