日本航空の会長になっても鐘紡の社長を辞めなかった伊藤淳二という経営者
この人に私は『週刊現代』の連載をつぶされた。伊藤が45歳の時、クーデターを起こして鐘紡の社長になったことは、それをモデルにした城山三郎の『役員室午後三時』(新潮文庫)に明らかだが、その後、会長や名誉会長になっても、その権勢に変わりはなかった。そして、永田正夫が社長に就任した記者…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,028文字/全文1,168文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】