今さら政倫審に出席したいって…自民安倍派“裏金参院議員”の遅すぎた懺悔 来年の選挙落選に現実味
■弁明は拒否します!キリッ→やっぱり弁明させて
石破茂首相(67=党総裁)は衆院選で、政倫審出席の有無を公認、非公認の判断材料の一つとしていた。来年夏に参院選が予定されている参院議員も政倫審に出席しなければ非公認となる可能性が高い。さらに党本部も衆院選で裏金非公認候補に対する「裏支援」の手口がバレた今、参院選で同じ手は使えないだろう。そうなれば非公認候補は手弁当となり資金は枯渇。選挙運動の場は限られ、「落選」が現実味を帯びる。
このため、慌てて「政倫審に出席して弁明させて」という事態になっているのだが、こうした状況にSNS上ではこんな声が飛び交っている。
《今さら?有権者をバカにしていないか。3月に出席しなかった理由は何だったの?》
《弁明は拒否します!キリッ→やっぱり弁明させて、とは何とも情けない連中だ》
仮に政倫審に出席したとしても、世耕氏らのように「知らなかった」「秘書に任せていた」などと繰り返したら世論の怒りの火に油を注ぐだけ。最低でも「いつから」「誰の指示で裏金作りを始めたのか」「一体何の目的で、何に使ったのか」「脱税を認めるのか」――など、すべてを明らかにしなければ意味がない。