共産党は“裏金スクープ連発”で自民惨敗させるも議席減…強まる《政党名変えたら?》に党の見解は

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 第50回衆院選が27日、投開票され、自民党は公示前の256議席から大きく減らし、単独過半数(233議席)を割り込んだ。

 公明党と自民非公認候補を加えても過半数に届かず、石破茂首相(67=自民総裁)は難しい政権運営のかじ取りに直面することになる。

 自民の単独過半数割れは2009年以来15年ぶり。一方、立憲民主党は公示前の98議席から148議席、国民民主党も4倍の28議席にそれぞれ大幅増となった。

 自民惨敗の最大の理由は、派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件だろう。

 きっかけは日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の2022年11月6日号のスクープだ。この報道を受け、神戸学院大学の上脇博之教授(66)が派閥の政治資金収支報告書などをコツコツと調査。派閥と所属議員のカネの出入りが合わず、パーティー券収入の一部が裏金化しているのではないかと検察に告発した。そして23年秋ごろに事態が大きく動き出し、現職国会議員が逮捕される前代未聞の事件に発展した。

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