SMC×CKD 機械業界で空気圧機器を扱う会社を比較
スマートフォンや自動車、飲み物、菓子……周囲を見渡せばさまざまなモノであふれています。そのほとんどは工場で作られます。人の手ではなく、機械によるファクトリーオートメーション(FA)が主流です。
FAではさまざまな機械や技術が活躍しています。なかでも空気圧機器は重要な役割を担っています。耳慣れない単語かもしれませんが、一言でいえば空気圧を使ってモノを動かしたり、押さえたり、つかんだりする機器です。
今回は機械業界で空気圧機器を扱う「SMC」と「CKD」の社員待遇を比較してみます。
SMCは1959年に焼結金属工業として設立。現社名は「Sintered Metal(焼結金属)Company」に由来します。空気圧機器を中心に自動化制御機器の製造・販売を行う世界的リーダー企業。自動車、食品、医療など幅広い業界で採用され、アイスクリーム製造工程の衛生管理にも貢献しています。
CKDは43年、日本航空電機として設立され、45年に中京電機に変更。この社名と「Creative knowledge for Development(発展のための創造的知識)」から現社名となっています。空気圧機器、流体制御機器、自動化機器の開発・製造・販売などを手掛けます。精密制御技術を得意としています。