社会主義者や朝鮮人を殺せば「出世する」と教えられた

歴史家のねずまさし氏の記述によると、畑俊六元帥の日記の内容は畑から直接話を聞いた日本新聞記者・大石基隆の口から、戦後になってその周辺の人々や無産運動の活動家などに、こっそりと伝えられたというのであった。太平洋戦争の終結後に、真犯人は歩兵第3連隊の将校と下士官との説は少しずつ広ま…
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