摂政宮を銃撃 元皇室崇拝者だった23歳青年の「復讐心」

近代日本にあっては、天皇を狙撃する庶民が存在することなど考えられなかった。天皇はこの国の主権者であり、軍の最高責任者であり、その存在はまさに「神」でもあった。また、家族共同体の家父長的存在でもあった。
ところが大正末期の摂政宮の時代に一度、天皇は狙撃されている。大正12…
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