話し合い16時間 「開戦派」と「外交派」の激突
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最終的に国策を決める大本営政府連絡会議は11月1日の午前9時から始まり、途中に何度かの休憩時間を挟んで、翌2日の午前1時まで続いた。実に16時間の長さであった。戦争か外交かというのは天と地ほどの開きがあるわけだが、その岐路に立っての会議はそれだけの重みがあるともいえた。
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