国民の約4割がスペイン風邪にかかり、38万人超が死亡した
日本社会にスペイン風邪が流行し始めたのは、大正7(1918)年8月の下旬から9月上旬であった。この時から10年7月に至る3年の間に3回のピークがあった。こうした数字や流行の傾向については、内務省の衛生局が調査、分析、情報公開などを行ったわけだが、実際にそうした資料に触れてみると…
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