原首相暗殺の背後にちらつく「右翼」の影…伏せられた事実

この裁判は事件からほぼ3カ月後に始まったが、実は裁判が始まる前にさまざまな動きがあり、そこには伏せられている事実がいくつもあった。大正11年2月13日から4カ月の間に9回しか開かれなかった法廷は、予審判事の山崎佐の作成した調書に基づいて時間を急ぐように進んだ。きわどい部分や動機…
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