米軍のサイパン攻撃に喜んだ東條英機の暗愚 現実の戦力は知らなかった

サイパンは難攻不落の地。要塞が堅固であり、実際にすぐに破られるものではないと、軍事指導者は信じていた。この頃に参謀総長も兼ねていた東條英機首相は、海軍側にここの要塞はすぐに破られるものではないと豪語していた。この最高指導者には、単に砂丘をスコップで掘っただけとは伝えられていなか…
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