パリ五輪で騒いでいるのは無節操なテレビ局だけ どこか空疎な「パンとサーカス」
なるほどド派手な開会式は話題を集めたが、その裏では首相も決められないフランスの政治的大混乱。誰の目にも分断が明らかな世界での「平和の祭典」の空々しい偽善。 日本人も3年前に思い知らされた五輪の正体。作られる五輪熱狂の裹で隠されていることの方が問題なのだ。
◇ ◇ …
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り2,825文字/全文2,965文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】