維新が新体制発足も前原共同代表に不吉ジンクス…参院選大敗を招く“疫病神”扱いのお気の毒
あの人気ゲームじゃないが、プレーヤーに災厄をもたらす「キングボンビー」のごとく言われるのは少し気の毒ではある。
問題は、来夏の参院選で前原氏の“ジンクス”を乗り越えられるのかどうかだ。維新は今回の衆院選で、比例票を前回21年から約36%減らした。執行部のメンツを代えても、政党支持率を伸ばせなければ再び大敗する可能性がある。
■支持率横ばいなら比例は470万票
参院選の比例票を見ると、維新は19年に490万票、22年に784万票を獲得している。当時の維新支持率に照らせば、1%あたり大体130万票だ。NHKの最新の世論調査によると、維新の政党支持率は3.6%。このまま来夏の参院選まで横ばいなら、比例票は約470万票にとどまる。衆院選での比例票の減少率を22年参院選の結果に当てはめても、来夏の参院選の比例票は500万票程度だ。
前原氏は「福の神」になれるのか。
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吉村洋文知事は住民投票で2回否決された「都構想」の実現に向けて新たな制度案を作ると表明。こうまでこだわるのはなぜなのか。●関連記事【もっと読む】『吉村洋文府知事しつこく大阪都構想「3度目の挑戦」示唆…2度「NO」なのに執着するワケ』で詳報している。