ギャンブラーだからできる大借金と自転車操業
立花は参院選後も不特定多数の支持者らから借金を重ねている。億単位の政党助成金に浮かれて豪遊しまくり、年末の支払いを約束した利子に回すカネがなくなって、新たな借り入れを充てているのだ。こうしたカネの流れは政治資金収支報告書からも読み取れるが、元本返済の積み立てなどは一切行われていない。最初から「ポンジスキーム」だったのである。
10億円超の巨額借金は、借りたのも立花、使ったのも立花。にもかかわらず、23年に前身の党首となった大津綾香に事実上、背負わせた。立花らは新設の政治団体に移り、好き勝手やっている。 (敬称略=つづく)
▽選挙ウォッチャー ちだい 全国の選挙現場を取材、「note」などで報道。「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を上梓。N国党から名誉毀損で提訴されたが、昨年11月に1審勝訴。