シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(53)ラジオ放送で続々と伝えられた日本軍の敗北

日本とアメリカの謀略放送に携わるスタッフの間で、どういう形であれ、コミュニケーションが成立していたというのである。むろん当初は戦争の当事国としての敵対感情で、互いに非難の応酬であったことは間違いない。とはいえ放送に携わった文官と軍人との間には、相応の開きがあった。
これ…
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