シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(52)日米謀略放送は「音の戦争」だった

「大本営発表」については、この連載でも極めていい加減であったという指摘は大まかにしてきた。虚偽や誇張の代名詞であったという指摘である。今回、戦時用語の「国民は無色」という視点から、この戦況報告を分析していくと、ことはそれほど単純ではないという意味にもなる。そこで「大本営発表」のカ…
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