大阪「大学生ビル転落死」続報 “美人局”おびき出しの手口と緻密な計画…13歳の彼氏が主導

公開日: 更新日:

 そして、3人に囲まれ、太田さんは逃げ場を失う。そこで7階に上がり、隣接する4階建てのビルの屋上に飛び移った。慌てた3人はビルの下で待ち伏せするため地上まで下りたが、太田さんは逃げようとしてビルから転落。頭から大量の血を流し、動かなくなっていた。

「母親うんぬんというのはあくまで口実で、最初から大学生が逃げられないところに追い詰めるつもりだった。中学生らは事前に人目につかない場所を探していたようです。雑居ビルのエレベーターは6階までしか行かず、7階は物置と屋上になっていた。大学生が3人から逃げるためには、隣のビルに飛び移るしかなかった」(捜査事情通)

 その後の調べに対し、Bは「女子生徒と事前にお金を取る話をし、別の男子生徒に当日、(計画を)話すと賛成してくれた」と供述。「複数のアカウントを使い、常に複数の人とやりとりをしていた。これまでに数回金を取ることに成功した」と話しているという。Bが計画を主導し、3人で太田さんから金を奪う段取りを確認していたとみられる。

■「ラブホ代だけ」で男性をその気に

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇