術後復帰3戦目で再発 「ウッズは腰痛を繰り返す」と専門家

公開日: 更新日:

「そもそもゴルファーになぜヘルニアが起きるのか。スイングの際に体重移動がスムーズに行われず、骨と骨の間のクッションの役割を果たす椎間板の局所に無理な力がかかり変形し、一部が突出する。それが周囲の神経を圧迫し、腰や足の痛みやしびれを起こす。今のウッズは腰痛のせいなのか、エルスのように無理のないウエートシフトができず、バックスイングで上半身を大きくひねり、高速の逆回転パワーで打っている。腰には大きな負担です。ゴルフはフェアウエーでもほとんど平らなところがなく、バランスを取り静止状態から打つ。腰や関節の深部にもより負荷がかかる。そんな状態で万全ではない腰でプレーすれば腰痛を繰り返し、腰をかばって他の箇所も痛め、体のトータルバランスを崩すのは時間の問題。それで選手生命が終わった者はいくらでもいます」

 ウッズは大学2年でプロ転向。これまで数々の記録を塗り替え、手にしたメジャータイトルは14。十分稼いだ38歳の体はもはや限界なのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動