遼ひさびさ国内ツアーVも「松山英樹との差は歴然」と専門家

公開日: 更新日:

 今季国内3戦目となった石川遼(22)が最終日67で回り、通算10アンダーで並んだ小田孔明(36)とのプレーオフを制し、1年8カ月ぶりとなるツアー11勝目を挙げた。また、今季国内初戦となった松山英樹(22)は68で回り、通算3アンダーの17位だった。

 首位の小田と1打差で迎えた最終18番パー5。石川はグリーン手前花道からの3打目をピン手前1メートル弱に寄せると、この試合6つ目のバーディーを奪って、土壇場で追いついた。プレーオフはその18番で行われ、ともに2連続バーディーと一歩も譲らず。そして迎えた3ホール目、石川が残り95ヤードからの3打目をピンそば1・5メートルに寄せ、本戦から4連続バーディーを決めて、パーの小田を振り切った。

「優勝できるとは思っていなかったのでうれしい。もっと努力して(松山)ヒデキに追いついて、今度は米ツアーで優勝することが目標。自分の理想のスイングを試合の大事なところでやれた」(石川)

 米ツアーを制覇した松山ばかりに注目が集まる中、同じ海外組として少しは意地を見せた格好だが、その差は縮まるどころか、開く一方というのが実情である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱